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スマートアシストキャンペーンとは?手順からメリットまで徹底解説

2020/10/16 | WEBマーケティング

山田 千夏

Writer山田 千夏

Web Marketer

はじめに

こんにちは!Webマーケティングチームの山田です。

 

いまや、インターネット広告は総広告費の3割を占める媒体です。

『「マスコミ四媒体由来のデジタル広告費」715億円(同122.9%)を含む「インターネット広告媒体費」は、1兆6,630億円(同114.8%)、前年より2,150億円の増加』となりました。

dentsu 2019年 日本の広告費|媒体別広告費
https://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2019/media.html

 

このように年々インターネット広告費が大幅に増加しており、リスティング広告を自社運用する企業も増加していることかと思います。

 

そこで今回はGoogleの便利な機能、スマートアシストキャンペーンについてご紹介いたします。注意点を把握した上でぜひご活用ください。

 

 

スマートアシストキャンペーンとは

スマートアシストキャンペーンは、電話問い合わせを増やす、ウェブサイトでの商品購入や申込数を増やす、店舗の来客数を増やす、といった企業が広告を出す目的を達成させてくれます

 

通常リスティング広告を運用する際、キーワードの選定、広告作成、予算決め、ターゲット設定、そこからさらに運用が始まります。

 

しかしスマートアシストキャンペーンを利用すれば、ある程度の設定をするだけで広告配信後もGoogleが自動で運用してくれます

広告運用初心者の方や、運用に時間をかけられないという方にはおすすめの機能です。

 

 

メリット

工数が少ないため、手軽に始められる

いくつかの設定をするだけでリスティング広告が始められます。

具体的には・・・

 

広告の目標

誘導したいURL

自社の業種、商品・サービス

ターゲット地域

1日の平均予算

広告文

 

を入力すれば、すぐに運用を始めることができます。

通常のキャンペーンと違って、キーワードの選定をする手間が省けます。(ここがデメリットでもありますが‥)

 

運用はGoogleが自動で行ってくれる

広告の成果が最適になるよう、自動でキーワードやターゲットを選定してくれます

長期的に見ていかなければいけない広告運用を、Googleの機械学習に任せられるため、運用に詳しくない方や時間をかけられない方におすすめです。

 

広告費が発生するのはユーザーにクリックされたときのみ

これはスマートアシストキャンペーンに限らず、通常のキャンペーンでも言えることですが、クリックしていないユーザーには広告費がかからないので、興味関心のあるユーザーに対して広告費を使うことができます

また、自社で手軽に始められるので運用会社への費用も省けます。

 

 

手順

 

1.キャンペーンで達成したい目標を選択

 

2.キャンペーンタイプを「スマート」に設定

 

3.ユーザーに求める行動を選択する

スマートアシストキャンペーンでは、以下の3つから選択できます。

 

4.会社名とウェブサイトを入力する

 

5.ターゲット配信地域を設定する

「住所から半径◯km以内」や「愛知県」「名古屋市」といった地域でターゲティングをすることが可能です。

 

6.キーワードのテーマを設定する

こちらでテーマを決めると、Googleの機械学習によって関連したキーワードで広告が表示されるようになります

キーワードのテーマを追加しすぎると、関連性の低い検索結果に広告が表示される可能性があるため、最大7~10個と推奨されています。

 

7.広告文を作成する

 

8.予算を決める

1日の予算を設定します。

次へを押すと、確認画面が表示され、審査の後すぐに配信が開始されます。

 

 

注意点

検索キーワードやオーディエンスの設定など、細かな設定ができない

前述したとおり、キーワードを自社で選定することができません。

自社の商品・サービスのテーマを登録することでGoogleが自動でキーワードを設定します。

除外キーワードも設定することができないため、思いも寄らないキーワードで広告が配信される可能性があります。

 

広告ごとの成果が確認できない

ひとつのキャンペーンで複数の広告を出稿した場合、広告ごとの表示回数やクリック数を確認することができません。

Googleが自動で運用してくれるため、把握できなくても問題はありませんがどの広告が反応いいか気になるところではあります。

 

 

おわりに

以上、スマートアシストキャンペーンについてご紹介しました。

 

広告運用の肝であり手間でもあるキーワード選定や入札単価などを自動で調整してくれるため、広告運用初心者の方や、普段の業務で忙しい方におすすめです。

しかし、裏を返せば細かい設定ができないのがデメリットであると言えます。

慣れてきてもっと広告で効果を上げたい場合は通常のキャンペーンに切り替えることがおすすめです。

 

アライブ株式会社では、リスティング広告を正しく的確に運用することで、広告の費用対効果を高め、貴社の成長を促進させることが可能です。

成果を出すリスティング広告を運用したい場合は、弊社にお問い合わせください。

 

お問い合わせはこちら

山田 千夏

Writer山田 千夏

Web Marketer ブログ プロフィール

2020年新卒入社。南山大学 人文学部人類文化学科卒。学生時代は、文化人類学を専攻し、異文化の相互理解について学ぶ。ネットで興味があったり閲覧したことのあるサイトの広告が表示されることを不思議に思ったのと同時に興味が湧いたのがWebマーケティングを意識したきっかけ。Webマーケティングには、人々を幸せにすることのできる力があると信じて日々広告について勉強中。学んだ知識を最大限に活用しながら、持ち味の責任感で問題解決のサポートをしていきたい。

【ストレングスファインダー 5つの強み】
1.責任感 2.慎重さ 3.親密性 4.達成欲 5.原点思考

【保有資格】
・Google広告認定資格(検索・ディスプレイ)
・Googleアナリティクス認定資格
・Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト

2020年新卒入社。南山大学 人文学部人類文化学科卒。学生時代は、文化人類学を専攻し、異文化の相互理解について学ぶ。ネットで興味があったり閲覧したことのあるサイトの広告が表示されることを不思議に思ったのと同時に興味が湧いたのがWebマーケティングを意識したきっかけ。Webマーケティングには、人々を幸せにすることのできる力があると信じて日々広告について勉強中。学んだ知識を最大限に活用しながら、持ち味の責任感で問題解決のサポートをしていきたい。

【ストレングスファインダー 5つの強み】
1.責任感 2.慎重さ 3.親密性 4.達成欲 5.原点思考

【保有資格】
・Google広告認定資格(検索・ディスプレイ)
・Googleアナリティクス認定資格
・Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト

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