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メディア戦略はリアルとネットの得意不得意を考えてミックスしたプランが大切
Writer大島 麻美
Publicity
はじめに
こんにちは、広報担当の大島です。
スマートフォン(以下スマホ)が普及し始めた2007年ごろから急速にデジタルメディアが私たちの生活に浸透し、今では「テレビ」「新聞」「雑誌」「ラジオ」よりもデジタルメディアから情報を得るのが当たり前な世の中になりました。
今では総世帯の約78%以上がスマホを所有していると言われており、まさにデジタル時代。
しかし、消費者のデジタルメディアに触れる時間が大幅に増えたとはいえ、
リアルなメディアに全く触れなくなったという訳ではありません。
デジタル時代の現代だからこそ、リアルメディアとデジタルメディアのメリットデメリットを理解し、ミックスしていくことが大切になるでしょう。
デジタルメディアの得意なところ
消費者が現代で接触する機会の多いメディアは圧倒的にデジタルメディアでしょう。
特に、スマホは常に身近に持っていることから、リアルタイムで即情報を得られるので、「速報性」が高いのがデジタルメディアの得意なところ。
また、SNSやチャットツールなどによって、人と繋がったり会話するなど、コミュニケーション性や親近感を抱きやすいのがデジタルメディアの特徴と言えるのではないでしょうか。
さらに、情報の伝達が双方向で、それに要するコストがきわめて低いのと、伝達する情報の量や距離が異なってもコストがほとんど変わらないというのも特徴の一つです。
掲載できる情報量がリアルに比べて圧倒的に多いという点もデジタルの大きな特徴。
リアルでは、テレビCMでは長くて数十秒、紙媒体でも限られたスペースや文字制限があり、一部の厳選した内容でしか掲載できないところ、デジタルメディアの場合、豊富な情報をたっぷり掲載できるのが魅力です。
スマホ画面を見る時間が多くなった現代人にとって、1日のうちに一番よく目にするメディアは、恐らくデジタルではないでしょうか。
デジタルメディアのメリットデメリット
【デジタルメディアのメリット】
- コンテンツは速報性が高く、消費者との相互コミュニケーションが可能
- 年齢や性別、サイト内の行動などさまざまなデータを取得できる
- ターゲットに合わせた広告出稿やデータ活用がしやすい
- デジテルメディアはリアルタイムで情報の変更や施策の修正が行える
- 健在しているニーズに強い(検索やリスティング広告など)
【デジタルメディアのデメリット】
- さまざまな情報が多く、変化のスピードが非常に早い
- メディアコンテンツとユーザーコンテンツが混在しているので、信頼性が問われる
- データを取得されたことに消費者が拒否感を持つことがある
リアルメディアの得意なところ
新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどリアルメディアは、コンテンツや情報に対して深さや幅広さを付加価値としているメディアだと思います。
例えば、新聞の記事とっても一つ一つ丁寧に編集が加えられ、独自の視点を持った記事が提供されています。
また、政治・経済・世界情勢・金融・その他など、幅広いジャンルにおける情報を届けるという面で、「網羅性」に長けているメディアと言えるでしょう。
テレビはバライティ豊かなコンテンツはもちろん、一度に多くの消費者に向けて情報を届けることができるのが特徴です。
チラシや雑誌などの紙媒体は、特に「地域性」「専門性」「保存性」に長けているといえるでしょう。
趣味や好きなジャンルの月刊紙などは、長期間保存し見たい時に読み返すことができるなど、リアルタイムなデジタルメディアと違って、資料的な役割も果たすのが紙媒体の良いところです。
リアルメディアのメリットデメリット
【リアルメディアのメリット】
- メディアの信頼性が担保されている
- 情報の網羅性や多様性に長けている
- 国民の多くが読者や視聴者にあたり、メディアによる影響力が大きい
- ニーズが顕在になっていない人にも届けることが可能
【リアルメディアのデメリット】
- 情報の訴求が一方通行である
- 事前に調査したメディアデータの情報しか活用できない
- 消費者の情報取得やデータ活用に限りがある
- 掲載までに時間がかかり、リアルタイムに施策を打つことが難しい
- 掲載情報の修正や変更が難しい
- バラマキの販促になるので、費用が増えやすい
これからはリアルとネットをミックスしたプランが基本
この様に、リアルメディアとデジタルメディアでは、それぞれ長所と短所を兼ね備えています。
ネット社会の現代では、これらのメリットデメリットを踏まえて、相互でメリットを活かし合うようなメディア戦略が重要になるかと思います。
リアルとデジタルをうまくミックスさせている例としてわかりやすいのが、ネット通販番組。
テレビショッピングで商品の魅力をしっかり伝えた後に、「本日の朝刊折り込みチラシを見てください!」と視聴者に語り変えるシーンはよく目にしますよね。
テレビ番組で地域、もしくは全国区で商品やサービスの認知度を上げ、同時にチラシや紙媒体を打ち、連動させて問い合わせや資料請求に誘導するというもの。
さらに、QRコードや「続きはWEBで」などの表記でウェブサイトに誘導し、オンラインショッピングへ繋げるなど、それぞれのメディアをうまく連動させて、あらゆる層の消費者が各ライフスタイルに合ったメディアで商品やサービスを知り、購買できる仕組みを考えていくのが大切ですね。
特設サイトやランディングページを制作し、リアルメディアと連動させて購買に繋げるというケースも多いです。
消費者は自分にとって便利なメディアに自然とシフトしていくので、マーケターもリアルとデジタル両方のメリットデメリットを理解して、いいとこ取りしていくことが重要です。
地方こそリアルとデジタルのミックスマーケティングを
地方こそリアルとデジタルをミックスしたマーケティングを行うと相乗した効果を得ることができます。
例えば、ニーズが自分自身で分かっている顕在見込み客は、SEOやリスティング広告、地域を絞り込んだWeb広告やSNSで潜在客を顕在客に、地域での認知拡大にはチラシや看板を活用するなど、地域を絞っているからこそ、リアルもデジタルも販促費用が増えすぎずに効率的にマーケティング行うことができます。
まとめ
いかがでしょうか。
リアルメディアとデジタルメディアの特徴を見ていきましたが、みなさんは今後紙媒体や衰退していくと思いますか?
確かにデジタルメディアが今後勢いを増していくことは間違いないでしょうが、デジタルが全盛期のいまだからこそ紙媒体は逆にプレミアム的な存在になりつつあるのではないかと思います。
デジタル活用が進んできたからこそ、効果的な紙媒体の利用方法もあると思いますので、マーケティングにおいて「リアル×デジタル」の施策が今後注目されていくことでしょう。
商品やサービスによっても効果的な組み合わせは変わってくるので、どの媒体、メディアを使うかをよく見極めることが大切です。
創業して間もないアライブ初期メンバーの一人。代表である三輪と音楽を通じて知り合い入社。アパレル事業であるボクサーパンツブランドの運営を任される。そこで売上管理・マーケティング・販促計画など、管理者としてのスキルを磨く。その後、代表・三輪の右腕として仕事のいろはを学び、ディレクターを経て広報担当へ。産休を終えて復帰後、自社サイトのブログ執筆活動など主にライターとしての役割を担う。
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