今後のデザイナーには、“コレ”が求められる!
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AIを活用するにしても、今の中小企業には○○○が圧倒的に足りない
Writer三輪 尚士
CEO / Founder
こんにちは。
アライブ株式会社 代表の三輪です。
この前、セールスフォースで面白いウェビナー(Webのセミナー)がありました。
SalesforceのAIにタイタニックのデータを分析させてみた
タイタニック号に乗った約1500人の乗客は、年齢、性別、家族構成、どんなグレードの部屋に泊まったかなどなど、詳細な個人データがあり、またそれは公開されています。
なので、このデータをAIに取り込んで、どのような条件だと生存率が上がるかなどを導き出していて面白いウェビナーでした。
また、こんな記事もありました。
AIで来店客数予想、的中率9割 福井の和菓子店導入、廃棄ロス軽減
こちらは、福井の老舗和菓子店が、過去3年分の日々の来客数、翌日の天気や気温などの気象情報、曜日などの情報から、AIを使って翌日〜45日後の来店を予測をしたところ、的中率が9割ということです。
今後、AIを利用して私たちの生活やビジネスがより便利になっていくと思いますが、この2つの事例を見てもうお分かりだと思いますが、AIを活用するにしても、「データ」が必要です。
データがなければ、AIも学習しようがないし、予測のしようもありません。
上記の2つの例もデータが豊富にあったので、AIを使って色々な予測を立てることができているのです。
よく経営層が、流行りに乗って「今後はAIだから、AIを使える会社になりたい!」と言っている割には、全然データがないという企業がたくさんありますし、AIと言ってる割にはデータを集めることには興味がない企業もたくさんあります。
僕は、今の日本はAIの前に、「データを適切にデジタルデータで集める」フェーズなのではと思っています。データを当たり前に集めれるようになって、やっとAIを活用できる企業になる可能性が出てくると思います。
弊社はセールスクラウドやPardotにマーケティング、セールス、経営データを集めて行っていますが、「まだアナログでも大丈夫」と言って、データを集計しない企業は多くあります。
もしかしたら今は、まだアナログでも大丈夫かもしれませんが、データを貯めている企業と貯めていない企業は、数年後に大きく差が出てくることになりますし、その頃にはAIの技術は大きく飛躍していて、大きなインパクトを与えるようになるでしょう。
データは貯めたいと思っても一朝一夕には貯まりません。
前述の和菓子店も3年分の天気や売上のデータを集計していたからこそ予測ができるのです。
何もデータを貯めていない会社が「来年の売上を予測するぞ」と言っても予測しようがないのです。
今まだ「データ集めるのを後にしよう」と思っている企業は、近い将来に来るAI経営の時代に乗り遅れないために、今からデータを集めていく素地を作っていくようにしましょう。
アライブ創業者。1980年生まれ。2001年21歳の時に幼なじみとデザイン会社を立ち上げ、数々の失敗をしながら、四苦八苦して会社を成長させていく。現在創業22年目、日本とベトナムで約130名のスタッフと共にWebマーケティングとデザインでクライアントの成長をサポートし続けている。歴史好き。
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