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ブランドや商品のカラー選びのポイントとは?

2011/11/15 | マーケティング全般

カラー

こんにちは。

アライブ株式会社の新井です。

気づけばもう11月も半ばですね。

クリスマスが近づき、街の装飾が華やかになってきました。
赤と緑の色がそこらじゅうに溢れています。
クリスマスといえば、赤と緑。
誰が決めたわけでもないのに、そう定着していますよね。

企業や商品でも、「この企業・商品ならこの色!」というのがありますね?

たとえば、ドコモは黄色、auはオレンジ、ボーダフォンは赤。
スーパードライはシルバー、エビスビールはゴールド。
ペプシは青、コカコーラは赤。などなど…

売れ続ける商品は、本能的に人が飽きにくい色を使っているようです。
長いこと見続けて癒されてきた色や潜在的に脳に焼き付いている色など。
こんな例を耳にしました。
デニムといえば青が定番ですが、カラフルなデニムが市場に出てもいずれは廃れてしまう。その理由は、「青」にあるそうです。

青といえば…?
そうです、空と海です。
開放感のある空と、恵みの海。
これを祖先から何代にもわたって見てきた人間は、記憶の中で「青=開放感、安心、自然」という情報が定着しているようです。
青い商品、青のブランドシンボルは多数あります。

青のほかに、茶色やベージュ、白・黒・銀もロングセラーになりやすいそうです。
茶色の大地の上に、茶色のレンガや木で家を作って住み、茶色い木の実や、茶色く焼けた肉を食べて生きてきたから、茶色を見ると、安心し、リラックスするように感じるそうです。
ブランドではフェンディやルイヴィトンが使っていますね。

白・黒・銀は、光と影の色だそうです。
これも、人間が安心する色なのでしょうか?
白は昼の光、黒は光のない夜、銀は月光です。
光溢れる昼と、暗い夜の繰り返しの中で、白を見ると活力を得て、黒を見ると休息するように本能的に思うそうです。

また、人間はこれまで、危険にさらされやすい夜には、月光を手がかりにして物の確認をしてきました。いわば本能によって、人間は光と影の差に敏感になり、白・黒・銀を気にするようになってきたそうなのです。
その証拠に、シルバーの車はいつも色別の人気ランキングで一位~三位に入ることが多いそうですよ!
また、黒は、シャネル等たくさんのブランドが、ブランドカラーにしていますよね。

これらの色は、人間の「安心したい」という本能を満たす色であり、人を飽きさせないので、商品やロゴに使うと、リスクが少ないという点で、手堅く売ることができるとういうことだという話を知りました。。
ですので、自然界にある安心できる色は、自信をもって使うことができます。

同じ色でも幅があります。
たとえば白なら、より自然界に近い白に・・・。
青白い白さよりも、わずかに黄味が入った牛乳の白さに。
同じ色でも様々な色味がある中で、人が本能的に好む色というのはやはり自然界に溢れる色味のようです。

これから起業される方や、新商品を発売される方など、商品やブランドのカラーを選ぶ際に「売れる色」をしっかりと見極めて決めるべきですね。

ロゴや商品力ももちろん売れる為には大切ですが、ついつい見逃しがちな「色」は、実は思っているよりも大切で、売上を大きく左右する野ではないでしょうか。

それではまた次回。

ご購読頂きありがとうございました。

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