
残念すぎる、indeedの間違った使い方
Marketing Blog マーケティングブログ
Writer柴田 紘希
Lead Director / Project Manager
こんにちは。ディレクターの柴田です。
アライブは、お客様からのご相談で「お問合せを増やしたい」「売上を伸ばすためにマーケティングを強化したい」といったご要望を多くいただきます。
こういった場合、まずは現状把握を行うために、どんな事業を行なっているか、ターゲットは誰か、自社の強み何かなど、お客様からヒアリングをして作戦を立てる準備をしていくのですが、その際に壁にぶつかることがあります。
その壁とは、ユーザー目線で見たときにその会社を「選ぶ理由がない」ときです。
スマホで簡単に調べられる今の時代、同じような商品・サービス、似たような強みを持った会社を複数見て比較検討しています。
いくらWebサイトをリニューアルしてキレイに整えたとしても、選ばれる理由がなければ簡単に他社へ流れてしまうのが実情です。
Webサイトのリニューアルよりも大切なのは「選ばれる理由を作り出す(見つける)」ことです。
それを行えば、それ以降のマーケティングを綿密に行うことで目標達成へ大きく貢献することが可能になります。
今、マーケティングという言葉が出ましたが、マーケティングという言葉がよく分からない、マーケティングは調査・分析のことじゃないの?と思う方が多いのではないでしょうか?
もちろん、上記のようなことも含まれていますが、マーケティングとは、
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企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。 ※Wikipediaより抜粋
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と解釈されています。
つまり意訳すると、「マーケティングは、顧客のニーズを分析して、価値のある商品やサービスを作り、その価値が伝わるように顧客に情報を届け、顧客に選ばれること」となります。
マーケティングとは「分析・調査」や「宣伝・広報」だけではなく、それらを包括した一連の企業活動なのです。
あなたの身の回りで業績が伸びている企業を思い浮かべると「選ばれている理由」がいくつか考えられると思います。
そして、その価値をユーザーに提供するための活動も率先して行なっているはずです。
ですので、Webサイトを作ったり、チラシを作ったり、デザインやプロモーションに入る前に、「自分たちの強み」「選ばれる理由」を作ることがとても大切になります。
しかし、「うちが選ばれている理由はこれ!」と明確になっていても、そもそもユーザーへ伝わっていない、自社都合の強みになってしまっている、というケースも決して少なくありません。
あるメーカーさんでは、自社の強みは「圧倒的な品揃え」「営業の小回りの効いたサポート」「信頼ある社歴」があるから選ばれているとお話を伺いましたが、競合他社のサイトを確認すると同じようなことがいくつも並んでいて選ばれずらい状態になっていました。
こんな時、自社ではまだ気付いていない価値が隠れている場合があります。
それを一番手っ取り早く発見する方法は、「顧客に聞く」ことです。
・なぜ自社を選んだのか?
・利用してみて良かった点は?
・他にどんなサービスがあると嬉しい?
・購入したものはどんな用途で使用する?
・他にどんなサービスを使ったことがある?
etc…
上記のような質問を営業さんへしてみると、「難しい商品開発の相談があり、それを形にしたことで喜ばれた」という事例がありました。
これを別の捉え方で見ると、品揃えが豊富だから選ばれたわけではなく、品揃え豊富でノウハウがあるからこそできる「技術力」「提案力」で選ばれたことが分かりました。
このようなことをWebサイト上に「開発事例」としてインタビュー方式で掲載することで、付加価値を作り大手企業からもコンスタントにお問い合わせが来るようにもなりました。
このように、顧客が求めていることが分かると、ニーズに合わせたサービス提供や商品開発、強化すべき価値が自然と見える化され、そしてそれを顧客へ伝える情報としてWebサイトやチラシやパンフレット、SNSに落とし込んでいくことができるのです。
ただし、マーケティング活動をした時には、他社では真似できない圧倒的な選ばれる理由があったとしても、競合やユーザーは常に変化し続けます。
定期的に「自社」「競合」「ユーザー」の状況をチェックしていき、強みや選ばれる理由が消失していないか、顧客の嗜好は変化していないかを確認することも大切です。
アライブは、ただデザインを作る会社、Webサイトを作る会社ではありません。自分たちは「マーケティング会社」と位置付けています。
上記のマーケティングの概念と同じように、ただデザインをするのではなく、強みや価値創出のためにお客様と一緒にアイデア出しのミーティングを行ったり、顧客の調査をしたり、現地現物で直接商品やサービスの体感をしたり、カスタマージャーニーマップの作成、3C分析など、状況に合わせて様々な形でマーケティング支援しています。
そしてそこからWebサイト、パンフレット、広告などのプロモーションツールに落とし込んでいきます。
ぜひ、新たな価値をユーザーへ提供できるよう一緒に考えていきましょう!
リードディレクター兼コンサルタントとして幅広い業種業態のマーケティング支援を行う。表面的な悩みではなく、もっと深い所にある本質的な悩みを引き出すのが得意。これまでに、BtoCビジネスで月30件程だった予約数を120件程に増加させる施策を行ったり、医療関係の開院と求人募集に伴い販促一式を制作し、新患と求人共に予想をはるかに超える人数が集まり病院コンサルタントも驚く結果を出す。求める本当のゴールや目的を明確に導き出し、そのためにベストなマーケティング戦略を良きパートナーとして寄り添いながら伴走サポートする。