
ビジネスモデルを常に考えるようにしよう。
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こんにちは。アライブ株式会社 代表取締役の三輪です。
僕の販促を伸ばしていく考えは、
「○○○のキャッチコピーにしたら売上が上がりますよ!」や
「○○○のレイアウトをしたら反応率が上がりますよ!」や
「最近、○○○の手法が効果がありますよ!」のような
小手先テクニックよりも、
「ビジネスモデルの本質をきちんと見極める」ことに重きをおいています。
小手先テクニックでは、一瞬売上を上げることができても
ビジネスモデルの根本的な問題を解決していないので、
すぐに効果がなくなることが多いですし、
他社がその小手先テクニックを真似た場合、
すぐにその会社の優位性がなくなってしまいます。
ですので、僕は「ビジネスモデルの本質をきちんと見極める」ことを重視し、
クライアントに色々な質問や調査をしますが、
その中の一つが「あなたの会社の強みは何ですか?」という質問です。
SWOT分析でいう、「S(Strength)」の部分になり、
それをクライアントに質問すると、色々な答えが返ってきますが、
それが必ずしも「強み」になっていないことがあります。
「強みになっていない」場合の多くは、
「他社を見ずに自分の会社の中だけで強みを考えている」ことによります。
例えば、ある会社の強みが「ホスピタリティが強み」と答えた場合、
その業界がホスピタリティが強い会社が多ければ、強みにはならないのです。
「自社の強み」を考える場合、
競合他社よりも圧倒的に差があることを「強み」にしていかなければなりません。
経営のことを考えているといつのまにか、自分よがりの考えや
自社のことしか考えずに判断したり、考えが「主観的」になってしまいがちです。
僕でもクライアントについては「客観的」になれるので、
冷静な判断ができますが、自分の会社ではどうしても甘い点をつけたり、
独りよがりな経営判断をしたり、「主観的」になってしまいますので、
僕も色々な人に相談したり、意見を求めて「客観的」に自分の会社を見つめています。
ですので、「自社の強み」を考えるときは、自社内だけで考えず、
色々な人に意見を聞いて、「競合他社にはない圧倒的な強みは何か?」、もしくは
「圧倒的な強みになる経営資源は何か?」を見極めるようにしてください。
また、「強み」は競合他社が進化することで、「強み」では無くなってしまう場合があるので、
常に「自社の強みは何かを客観的に考える」ことはし続けるようにしましょう。