
【売れる広告、販促の考え方】深夜のテレビショッピングが売れる理由
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こんにちは。
アライブ株式会社 代表取締役の三輪です。
先日、会社に出社するために金山駅を歩いていると
「居酒屋○○○です!」
と、街頭でチラシを配っている人達がいました。
みなさん急いでいるので、ほとんどチラシは配れていませんでした。
僕は職業柄、どんなチラシでももらってしまいますので、
その居酒屋のチラシを受け取りました。
そのチラシを見てみると、「平日ビール、ハイボールを半額!」と
でかでかと書いてありました。
よくある19時までは半額ではなく、1日中ずっと半額です。
450円のビールが225円でずっと飲めるのは、
お酒好きとしては、なんとも魅力です。
正直、僕は「行ってみたい」と思いました。
とても良いキャンペーンであるし、良いチラシデザインだったと思います。
しかし、もったいなかったことが一つあります。
それは、冒頭でもお伝えしたように
「配っているチラシをほとんど通行人に配られていない」ということです。
せっかく良いキャンペーンでも、
たくさんの人に伝わらなければ、意味がありません。
では、今回ならどうすれば良かったでしょうか?
僕ならば「居酒屋○○○○です!」と言いながらチラシを配るのではなく、
「ビール半額券です!」「ビールずっと半額で飲めます!」と言いながらチラシを配ります。
「居酒屋○○○○です!」は、居酒屋名を消費者が聞いても何もメリットがないからです。
消費者は自分にメリットがあることに反応をします。
「居酒屋○○○○」よりも「ビール半額」の方が消費者にはメリットがありますから、
絶対にチラシの配布する数が増大します。
チラシをたくさん見込み客に配られてこそ、やっとお店への来店へ繋がります。
せっかく良いチラシ(販促)を作っても、失敗に終わる時があります。
そういったときは、「本当にチラシ(販促)が悪かったのか?」を
細かく見直してみてください。
もっと意外なところに落とし穴があり、
そこを直すだけでも反応が一気に上がったりするかもしれませんよ。