
これ、なんて名前? WEBサイトの基本パーツ名と導入時の注意点!
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Writer岡田 悠里
UX Designer
今回は、デザインから脱線したお話をします。
弊社ですが、珍しいことに会社で猫を飼っています。(しかも5匹)
世の中に企業は多くあれど、猫を飼っている企業はそれほど多くないと思うので、会社で猫を飼うことのメリット、またデメリットを、実際に飼っているアライブの実例を交えてお話ししていきたいと思います。
その前に、まずはアライブで飼っている猫をご紹介します。
「モンタ」「のび太」「よりとも」「アディダス」「ごま」の合計5匹の猫を飼っています。
(下は子猫の時の写真です)
▼詳しいプロフィールについてはこちら
アライブ猫ページ『猫のいる会社』
※画像をこっそり更新中
こちらの動画が過去にバズってますね。
最初は弊社も猫を飼おうと思って、飼い始めたのではなく、偶然オフィスの近くにいた野良猫を当時のスタッフが保護したことから、アライブと猫の歴史は始まりました。
その後、偶然の出会いを重ね、5匹の猫を飼うことになりましたが、アディダス以外の猫はみんな野良猫でした。
会社に猫がいることで、スタッフ同士で話しやすい空気が生まれます。
猫が会話のきっかけになったり、新しいスタッフが来た時も、猫がいることで打ち解けやすい雰囲気を作ってくれます。
チームが違うスタッフも、猫を通じて会話を広げることもよくあるので、社内全体のコミュニケーションを円滑にしている効果があると感じます。
働くというのは、多かれ少なかれストレスを感じる時があると思います。
そんな時、猫を触るとストレスが猫に吸い込まれていくのを感じます。
アニマルセラピーという言葉があるように、動物と触れ合うことは、心を落ちつけるリラックス効果や、ストレスを低減させる効果があるとされています。
もちろん個人差はあると思いますが、私自身、何度も猫に救われてきた経験があるため、この癒し効果というのは、本当にバカにならないと感じます。
猫がいる会社と、猫がいない会社。さて、どちらが魅力的でしょうか?
多くの人が、前者を上げると思います。
実際にアライブのアナリティクスを見てみると、約4.7%のユーザーが、採用情報ページに訪れる直前に猫ページを見ていることがわかります。
ほとんどが、他の採用情報ページだったり、会社概要を見ている中で、この猫ページの閲覧数の多さは異質に映りますね。
会社見学やインターンに訪れる人たちも、猫をみると嬉しそうにしている様子をよく見かけるので、猫がいるというのは、採用に関しては強みになると感じます。
懸念点としては、ただ猫が好きなだけの、会社としては望んでいない人材が採用にエントリーする可能性は増えると思うので、そこを見極めていく必要がありそうです。
打ち合わせを行うために、弊社にお客様がお越しになることがありますが、猫を見て喜ばれている方が多いなーと感じます。
やはり猫を好きな方にとって、会社で猫を飼っているというのは、それだけで好印象ですし、打ち解けやすい話題になると思います。
これはもちろん当然のことなのですが、猫というのはかわいいです。
毎朝出社すると猫が出迎えてくれる、仕事をしている時に、ふと視線を向けると猫がいる、お茶を汲みにいくと、付いてきて足元に擦り寄ってくるという環境は、猫が好きな社員にとって非常に満足度が高いと感じます。
個人的には、猫カフェに行くよりも会社に行った方が、多くの猫と触れ合えます。
これだけのメリットがある猫たちですが、残念ながらデメリットも存在します。
アライブはこんなに猫を飼っているのだから、猫アレルギーのスタッフはいないのではないかと思われるかもしれないのですが、実は結構います。
猫アレルギーだけど、猫が好きなスタッフは、触った後に必ず手を洗う、できるだけ触らない、空気清浄機をつけるなど、いろいろと苦労をしているように見えます。
たとえ触らなくとも、毛を吸い込むことで、影響の出ているスタッフは、猫のいない場所に移動するといった手段を取ることもありました。
猫というのは、生き物です。
ただ可愛いだけの存在ではなく、生きている以上は餌を食べ、水を飲み、トイレをし、毛玉を吐き、爪を研ぎ、体調が悪くなることもあります。
アライブには猫委員会という委員会があり、そこで猫のトイレ掃除をする担当や、飲み水の補充担当などを決め、有志のスタッフが当番で回しています。
そういった委員会がない頃は、一部のスタッフに負担が偏るという状態が少なからず見られました。
猫のお世話をするというのは、仕事ではなく、売上も発生しません。
そのため、猫の餌や備品の購入などは、社員の募金で成り立っています。
そういったように、社内できちんとしたルールを決める必要があります。
これは弊社の例なのですが、アライブが移転する前は別の階にいた猫たちが、移転後は同じ階で暮らすことになりました。(移転先は1フロアだったため)
そこで、猫同士のケンカが勃発し、キーボードや食器棚に粗相をするという問題が発生しました。何台かのキーボードは壊れてしまいました。
どうしても相性は悪い猫はいるため、猫にとって快適ではない環境はなるべく避けなければならないと感じます。
お盆や年末年始、GWなど長期休暇の時に猫の世話が大変です。
家に持って帰れる子は持って帰りますが、そのスタッフの家で世話をしないといけないですし、猫はいつもの場所から離れるのを嫌がるので、弊社の猫も3匹は家に持って帰れません。
その場合は、長期休暇に何回かトイレとご飯の世話にオフィスに来る必要があります。
弊社だと長期休暇中に会社の近くにくる社員の有志を募ってお世話をしていますが、大変ですね。
それほど極端なスタッフはアライブにはいないと思いますが、休憩時間ではないのに、猫と数十分遊んでいたり、触り続けて、本来の仕事が進んでいない、というスタッフが出る可能性はあります。
仕事は仕事として、きちんと働きましょう。
いかがだったでしょうか?
会社で猫を飼うというのは、大きなメリットもありますが、もちろんデメリットも存在します。
なかなか一般の会社では飼うことが難しいとは思います。
弊社の場合は、社風やスタッフの性格、タイミングなどがあり、偶然にも飼うことになりましたが、今では無くてはならない大切な存在だと思います。
猫に限らず犬やうさぎなどの動物を飼っている会社さんもいますし、動物は備品ではなく生き物ということを忘れず、ルールを決めて飼うことができれば、その恩恵はとても大きなものだと思います。
専門学校でWebデザイナーになるために勉強をしている中、アライブへ会社見学として訪問。そこで三輪社長の「代理店を通さず、クライアントと直接やりとりし、成果を出すことを目的にデザインを行う」というお話に感銘を受け、半年ほどアルバイトとして働いた後、2013年に入社。工務店や音楽教室、工業系や美容業界など数々のプロジェクトに関わる。見た目はもちろんのこと、ユーザー目線で使いやすいサイト、結果が出やすい工夫が施されたデザインを行うように心がけている。