
アメリカのWebサイトを見てみると、
日本よりも簡単なデザインの場合が多いです。
アメリカのマクドナルドでもこんな感じ↓
日本のマクドナルドは↓
複雑さが違いますね。
僕らもデザインするときはそうですが、
日本のWEBサイトは、細部までこだわったり、
細かく情報を詰め込んだりします。
これは「日本人が几帳面で、アメリカが大雑把」というわけではなく
「アメリカは多民族国家。英語が堪能でない国民も多数いるので、
出来るだけシンプルな表現を心がける」理由によります。
ロサンゼルスなどに行くと分かりますが、
英語の他にもヒスパニック系に対応するために
ポルトガル語も良く見かけます。
「英語を全員がしゃべれる訳ではない」ことを
根底に理解している国でもあります。
だから、出来る限り表現は簡単に、となっていきます。
日本の広告は、
「日本人の単民族国家なので、基本的には日本語を理解している」
という大前提に成り立っています。
ですから、表現方法もより複雑になり、
言語も理解しているから、情報を詰め込み気味になるのです。
些細な違いかもしれませんが、
その国でビジネスをしていくためには、
知っておかないといけない重要なことです。
いくら広告を出しても、売れなくなるわけですから。
僕は、マーケティングや販促ノウハウを一生懸命勉強していますが、
これは日本だけで通じるノウハウのみです。
マーケティングは、国によって全く違うので、
日本で「俺ってマーケティングの天才かも?!」と思っても、
海外では全くの素人になります。
こういった「多面的な価値観の重要性」は、
自分が生涯大事にしていきたい考えです。
もうすぐアメリカなので、
またガツンと価値観を揺さぶられてこようと思います!