YouTubeの次は音声メディア?!日本で広がりを見せる音声市場について
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話題の音声SNS「Clubhouse」とは?!今後絶対伸びる音声メディアをビジネスに活用しよう。
Writer大島 麻美
Publicity
はじめに
こんにちは、広報担当の大島です。
2021年1月、突如として現れた新しいSNS「Clubhouse」が話題を集めています。
最近身の回りでも「Clubhouse」を始める人が増えてきて、その名を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
文章や動画ではなく、音声で複数人とリアルタイムに雑談できるClubhouseは、今後TwitterやInstagramに代わるSNSとして大注目されています。
今回はそんなClubhouseについてどの様な機能があるか、またビジネスで活用できないかについてお話ししたいと思います。
今後、こうした音声を使ったメディアは急成長を遂げていくと考えられますので、しっかり押さえておきましょう!!
話題のClubhouseとは?
まず、Clubhouseってそもそも何?!という方に、簡単にご説明したいと思います。
Clubhouseとは、米国初の音声SNSで、Alpha Explorationが2020年に開始したサービスです。
その特徴は何といっても「音声での会話ができるSNS」だということ。
Clubhouseは完全招待制で、1アカウント2人まで招待することができます。
Clubhouseでは、会話のための部屋(room)を誰でも設けることができて、そこに参加した人は誰でもトークをラジオ感覚で聴くことができるのです。
音声のみで画像がないので、より気軽に参加しやすいという点も人気に拍車がかかっている要因の一つかもしれません。ユーザーは好きなテーマのroomを探して自由に出入りしながら、会話に参加したり聴くことができます。
主な概要&機能を簡単にまとめてみました。
- ユーザーは実名登録
- 完全招待制
- 現在iOSのみ対応
- 「いいね」機能などはなく音声のみ
- roomでの会話は誰でも部屋に参加して聴くことができる
- 自分が参加しているroomに友達を招待することができる
- 録音機能はないので聴き逃したらアウト
- カレンダー機能があるフォローしている人が予定しているroomを事前に知ることができる
このような機能を持つClubhouseですが、若者達の間で「中毒性がある」とハマる人が急増しているといいます。
その理由の一つに、「その瞬間に出会えた人だけの会話」であることが大きな理由のようです。
FaceTimeやzoomなどのように、あらかじめ時間を決めて集まるのではなく、リアルタイムな場で繰り広げられる会話なので、思ってもみなかったカタチで人との接点が生まれたり、新たなジャンルのコミュニティに参加できるなどが、ハマる理由だそうです。
また、普段生で会話を聴くことができないような大物や有名人などの会話を耳にすることができたり、そうした人たちのトークが繰り広げられる場にいるという優越感なども大きいのではないでしょうか。
反対に、友達同士の気さくな雑談に参加できたり、知り合いではない相手とも友達のような距離感で会話を楽しむことができるという点もClubhouseならではですね。
リアルでは実現しなかったことが、オンライン上で実現するということで、音声をつかったコミュニケーションは爆発的に人気に火が着いたといえるでしょう。
ビジネスでの活用方法
2021年1月に突如日本に登場したClubhouse。
たった数日で拡散し、多くのユーザーが利用するプラットホームとなりました。
現在、InstagramやTwitter、FacebookなどさまざまなSNSを活用してマーケティングを行なっている企業も多いと思いますが、今後このClubhouseは次のTwitterとも言われており、こうした音声メディアは急速に発展していくと予想されます。
では、今回話題になっているClubhouseをビジネスに活用するにはどんな方法があるかを考えてみましょう。
ターゲットユーザーを交えた雑談などのトークイベントを開催
気軽に会話を楽しめるという特徴を利用して、見込み客やターゲットユーザーを交えた雑談会などを開催するなどに活用するといいと思います。
雑談を通して、親近感を抱いてもらいやすく、信頼を得るきっかけとなるでしょう。
非対面の世の中ですが、相手との人間関係の構築するのにとても良いですね。
セミナーや講義などを開催
現在もオンラインセミナーやオンライン勉強会など行われていますが、Clubhouseを活用してセミナーや講義を開催してみてはいかがでしょうか。
Podcast的な感覚でユーザーも気軽に聴くことができるイベントをたくさん行なっていくと良いと思います。
お役立ち情報やノウハウ、商品サービス紹介など情報発信
長いテキストなど、なかなか読んでもらえない場合にClubhouseは役立ちます。
ながら聴きするユーザーが多い中、商品のメリットや使い方アイディアなどお役立ち情報など、ラジオのようにユーザーにむけてサービスを知ってもらえるトークを繰り広げていく活用方法も良いでしょう。
ビジネス活用でのポイント
別のSNSなどで告知しトークルームへの集客を行う
Clubhouseは、TwitterやInstagramと違って、シェア機能や有線表示機能が無いため、多くのユーザーに聴いてもらうには、きちんと集客する必要があります。
ですから、InstagramやTwitterなどを活用して事前に告知することが重要になります。
また、アカウントを取得した時点でSNS上に「Clubhouse始めました!」ということを書き込み、Clubhouseのアカウントを持っていることをユーザーに周知することも大切でしょう。
新しいSNSが登場したときは、現在活用しているSNSから上手に誘導することがポイントになると思います。
フォロワー数の多い人とコラボする
発信力の強い人とコラボするのも一つの方法です。
フォロワー数の多い人とコラボすることで、自分のフォロワー以外のユーザーにも自分の存在を知ってもらうきっかけができます。
楽しいトークであれば、そこから自分をフォローしてくれるひともいるでしょうし、新たな繋がりもそこから生まれることもあります。
Instagramなどでもそうですが、発信力の強い人と繋がっておくことはSNSマーケティングで重要な要となるでしょう。
フォロワーを増やしていく
新しく出てきたSNSでは、どのようにフォロワーを増やしていくかという課題が第一に出てくるわけですが、今であれば「フォローしてくれたら必ずフォローバックしますよ」といった人たちが集まったroomなどが作られたりしています。
そうした場所に参加して、フォロワー数を増やすのも一つの手だと思います。
また、他のSNSなどと同じアイコンやユーザー名を使って、「あ!この人◯◯さんだ」とすぐにわかるようにしておくのも大切。
そして、地味ではありますがやはり一番は人の集まるトークルームに頻繁に現れる、そして長い時間滞在するということでしょう。
フォロワー数を増やすことは簡単ではありませんが、SNSマーケティングにおいて発信先であるフォロワー数の母数を稼いでおくことは一番大切といえますので、がんばってフォロワー数を増やしていきましょう。
今後勢いを増す音声メディアの行方は?
冒頭でも申し上げましたが、今後こうした音声メディアは勢いを増していくことでしょう。
デジタル音声のメディアは決して今回紹介したClubhouseだけでなく、インターネットラジオ・Podcast・オーディオブックなどこれまでにもありました。
こうしたインターネットを介したデジタル音声市場は、非対面が推奨される世の中の動きと音声サービスの多様化によって、近年盛り上がりを見せているようです。
アメリカでの音声広告市場による広告収入の推移をあるデータで拝見しましたが、2016年から2019年にかけて、毎年20%以上の増加を続けており右肩上がり。引き続き音声メディア市場の成長が見込まれています。
音声というある種「生身」を感じられるコンテンツは、人との接触が制限されていく世の中でニーズを高めていくのではないかと考えます。
ちょっぴり寂しいような気もしますが、実際に会わなくても複数人で会話できたり、世界中の有名人などの会話を聞いたりできるClubhouseは、今後ますますユーザー数を伸ばしていくでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?今回のブログを読んでClubhouseに興味を持っていただければ幸いです。
まだ始まったばかりのサービスですが、是非ともビジネスに活用してみてください。
この先、Clubhouseに対抗して別の音声メディアや音声サービスなども出てくるのではないかと思っていますが、さまざまなサービスの情報をいち早く入手してまずは手始めにスタートさせてみるのも良いと思います。
業種業態に合う合わないは必ず出てくると思うので、スタートしてから自社のマーケティングにあった手法を見つけていくのも良いでしょう。
創業して間もないアライブ初期メンバーの一人。代表である三輪と音楽を通じて知り合い入社。アパレル事業であるボクサーパンツブランドの運営を任される。そこで売上管理・マーケティング・販促計画など、管理者としてのスキルを磨く。その後、代表・三輪の右腕として仕事のいろはを学び、ディレクターを経て広報担当へ。産休を終えて復帰後、自社サイトのブログ執筆活動など主にライターとしての役割を担う。
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